ビルメンへの転職を考えている方へ。まず結論からお伝えします。ビルメン業界全体の給料は、決して高くありません。
しかし、待遇の良い「系列系」に潜り込み、資格をコツコツ取得していけば、未経験からでも年収500〜600万円台を狙えますし、安定した生活を送ることは十分に可能です。
■この記事に書いてあること
- ビルメンの給料が低い根本的な理由と、系列系を選ぶべき理由
- 系列系歴13年の現役が暴露!350万→600万までのリアルな年収推移
- 昇給の限界を突破する「資格と名義」の王道ルート
- 給料と休みのトレードオフ!ビルメンはお金が貯まりやすい理由
なぜこれを最初にお伝えするかというと、ネットの「ビルメンは手取り15万で一生上がらない」という極端な情報だけを見て、プライベートを充実させられる可能性の高いこの職業を選択肢から外してしまう人が多すぎるからです。
未経験からビルメンに転職し、将来どれくらいの収入と生活レベルになるのか。現役のリアルなお金事情を正しく理解し、後悔のない転職活動の参考にしてください。
【結論】ビルメンの給料は低い!でも「系列系」なら生活は安定する

ビルメンへの転職を考えるなら、まず「ビルメンは爆発的に稼げる仕事ではない」という前提を理解しておく必要があります。
なぜビルメンの給料は低いのか?
企業にとって、設備の維持管理(ビルメンテナンス)はどうしても「なるべくコストを下げたい分野」です。営業職のように直接的に企業の収益を上げるカテゴリーの仕事ではないため、これは業界の構造上仕方のないことです。
そのため、たとえ大手の系列系企業であったとしても、他業種のトップ企業のように「30代で年収1000万!」といった爆発的な給料を提示してくれる会社はまずありません。
それでも「系列系」を強くおすすめする理由
給料のベースが低い業界だからこそ、絶対に「系列系」を選ぶべきです。 系列系は親会社が安定しているため、独立系と比べるとベースの給料はもちろん、ボーナス、福利厚生、そして有給の取りやすさなどの職場環境が圧倒的に優遇されています。
「給料はそこそこでも、確実に昇給し、安心して働き続けられる環境」を求めるなら、系列系一択と言って間違いありません。
13年で350万→600万!現役系列系ビルメンのリアルな年収推移

「給料が低いって、実際どれくらいなの?」と不安に思う方のために、未経験から系列系ビルメンとして入社した私の、13年間のリアルな年収推移を大公開します。
入社時(未経験)〜現在の年収推移
- 入社1年目(未経験):年収約350万円
- 入社13年目(現在):年収約600万円
入社当初はやはり厳しく、年収350万円程度からのスタートでした。しかし、系列系で地道に経験と資格を積み重ねた結果、13年目の今年、年収は約600万円に到達する見込みです。
給料ベースが大きく上がり始めたのは5年を過ぎたあたりでビル管(建築物環境衛生管理技術者)を取得、そのほか消防系の資格とあわせて防火管理者になり手当がついたためです。
その他の資格手当や名義料、毎年の給料に加えて職位も上がり一気に給料ベースが上がりました。昨今の物価高により今年度は大きく昇給もあり今年度は600万程度の年収になる見込みです。
こうした確実な給料のベースアップも系列系のメリットだと思います。
世間一般から見れば「高給取り」とは言えないかもしれませんが、これくらいになると日々の生活はかなり安定してきます。
ビルメンはお金が貯まりやすい!?
実は、年収の額面以上に「お金が貯まりやすい」のがビルメンの隠れたメリットです。 宿直勤務が多いと、そもそも勤務中はお金を使うシーンがありません。
また、明け休みで平日の昼間にのんびり過ごすライフスタイルになると、派手な交際費や無駄遣いも減っていきます。地道に資格を取得して職位を上げていけば着実に貯金は増えていくはずです。
昇給の限界を突破する「資格と名義」の王道ルート

年収を引き上げるためには、ただ漫然と働いているだけでは不可能です。資格取得して名義料などの手当をもらうことが必須です。時間はかかりますが、コツコツやっていくのが得意な人にはおすすめです。
毎年の「定期昇給」だけでは厳しい
系列系であれば毎年少しずつ昇給はしますが、それだけで年収を劇的に上げるのは困難です。ビルメンが年収を上げるための王道、それは**「資格を取って職位を上げる」**ことに尽きます。
資格手当と「名義」が年収をブーストさせる
現場で働きながら勉強時間を確保し、地道に資格を集めていくのが最も確実なルートです。
- ビルメン4点セット(第二種電気工事士、危険物取扱者乙種4類など)
- 防火管理者
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管)
- 電気主任技術者(電験)
特に「ビル管」や「電験」といった難関資格は、持っているだけで毎月の給料に数万円の資格手当が上乗せされることが多いです。
また、前回の記事でも触れたように、これらの資格は現場の「名義人」として法律上必要になるため、会社からの評価に直結し、役職(職位)が上がる大きな武器になります。
「給料」と「休み」のトレードオフ!プライベートを重視する生き方

ビルメンという仕事は、「給料はそこそこ(低い)だけど、その代わりに休みが多くてプライベートが充実する」というのが大きなメリットだと個人的に思います。
アタリ現場に配属されれば、残業も少なく、明け休みと有給を組み合わせてしっかりと休むことができます。
「身を粉にして働いて稼ぐ」のではなく、「年収500〜600万で安定させつつ、自分の時間や家族との時間を最大限に確保する」という生き方に魅力を感じるなら、これほど恵まれた職業はありません。
このトレードオフを理解できれば、ビルメンとしての将来像が明確にイメージできるはずです。
もちろん全ての会社、現場が楽なわけではないですが、それでもきつい肉体労働や売り上げノルマを課されて精神的に摩耗するような職業ではないので、マイペースで働きたい人にはおすすめの職業だと言えます。
まとめ:確実に昇給・休める「系列系ホワイト求人」を勝ち取る戦略

ビルメンのリアルな年収推移と、お金事情の裏話をお伝えしました。まとめると、将来の生活を安定させたいなら**「資格手当や昇給制度がしっかり整っており、休みも確保できる系列系の現場」**を狙うのが圧倒的な正解です。
しかし、求人票の「予定年収」だけを見ても、入社後の昇給ペースや資格手当の充実度、そして本当に休みが取れる会社かどうかを見抜くことは不可能です。
だからこそ、失敗しないためには各企業の「リアルな昇給テーブル」や「資格手当の金額」、「現場の休暇事情」といった内部事情を熟知している優良な転職エージェントを活用することが必須です。
あなたの将来の収入と充実したプライベートを確保するためにも、まずはビルメンに強いエージェントに登録し、着実に年収が上がる「ハズレのない系列系求人」を紹介してもらいましょう。



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