ビルメン(設備管理)に転職すると、実際どれくらいの年収になるのか。ここはかなり気になるところだと思います。
ネットでは「ビルメンは給料が安い」「一生上がらない」といった極端な話もありますが、会社選びと資格の積み上げ方で、年収の伸び方はかなり変わります。
この記事では、系列系ビルメンとして13年働いてきた実体験をもとに、未経験入社から現在までの年収推移と、どこで収入が伸びたのかを整理して解説します。
この記事でわかること
- 未経験から系列系ビルメンに入った場合の、リアルな年収推移
- 年収350万円台から600万円前後まで伸びた理由
- 年収を上げやすい会社選びと資格の積み上げ方
結論:ビルメンの給料は高くない。でも会社選びでかなり変わる
まず前提として、ビルメン業界全体の給料は、他業種と比べて「爆発的に高い」とは言えません。30代で年収1000万円のような世界ではないです。
ただ、その一方で「安定して働きながら、年収500万〜600万円台を狙えるルート」は十分にあります。ここで大きいのが、どの会社に入るかです。
私自身の実感としても、給料ベースが低めな業界だからこそ、系列系のように昇給、賞与、福利厚生が整っている会社を選べるかどうかで、数年後の生活の安定感はかなり変わります。
系列系と独立系でどんな差が出やすいのかを先に整理したい方は、系列系と独立系の違いもあわせて読むと、年収の話がより理解しやすくなります。
13年で350万→600万。現役系列系ビルメンのリアルな年収推移

ここは、私自身の実体験として一番伝えたい部分です。
未経験で入社した当初は、年収350万円程度からのスタートでした。正直、余裕がある水準とは言いにくかったです。
ただ、系列系で地道に経験を積み、資格を取り、職位も少しずつ上がった結果、13年目の今年は年収600万円前後になる見込みです。
もちろん他業種から見れば高いとは言えない水準ですが、業務内容や休日の多さから考えると個人的には満足できるレベルです。
給料ベースが大きく上がり始めたのは5年を過ぎたあたりでした。ビル管、消防系資格、防火管理者などが効き始め、資格手当や名義料、職位の上昇が重なって、一気にベースが上がった感覚があります。
ここは、ただ年数を重ねれば勝手に上がるというより、資格と役割が増えるタイミングで伸びやすいというのが実感です。
年収が伸びた理由は「毎年少し上がる」だけではない

ビルメンの年収は、毎年の定期昇給だけで大きく伸びるわけではありません。ここはかなり重要です。
定期昇給だけでは、伸び方に限界がある
系列系であっても、毎年少しずつしか上がらない会社は多いです。もちろん積み重ねはありますが、それだけで350万円台から600万円近くまで持っていくのは難しいです。
資格手当と名義、そして職位が効いてくる
年収を引き上げる王道は、やはり資格を取って手当を積み上げることと、名義が必要な資格を持って会社内での役割を上げることです。
ビル管や消防系資格、防火管理者などは、単なる資格数ではなく、現場での扱われ方まで変わるきっかけになりやすいです。
資格手当の相場感を具体的に知りたい方は、資格手当の相場もあわせて確認すると、どこで年収が伸びやすいかイメージしやすくなります。
年収の額面以上に「お金が貯まりやすい」のもビルメンの特徴
ビルメンは年収の額面だけで見ない方がいいです。仕事の性質上貯まりやすいという側面もあります。
宿直勤務が多いと、勤務中にお金を使う場面がそもそも少なくなります。さらに、明け休み中心の生活になると、平日昼間に静かに過ごす時間が増え、派手な交際費や無駄遣いも減りやすいです。
私自身も、資格を積み上げて収入が少しずつ上がるのと並行して、「意外とお金が残りやすい仕事だな」と感じるようになりました。
もちろん全員に当てはまるわけではありませんが、額面以上に生活が安定しやすいというのは、ビルメンの隠れた強みだと思います。
未経験者が年収を伸ばしやすい会社を選ぶには
年収の話をすると、つい「資格を取れば上がる」で終わりがちです。ただ、どんな会社に入るかで、その伸び方はかなり違います。
月給だけでなく、賞与と昇給制度を見る
ビルメンは月給ベースがそこまで高くない会社も多いので、賞与と昇給制度の差がかなり効きます。ボーナスが弱い会社だと、年収全体も伸びにくくなります。
この点は、ビルメンのボーナス事情もあわせて見ると、年収とのつながりが理解しやすいです。
資格を評価してくれる会社を選ぶ
同じ資格を取っても、会社によって手当や名義料、昇進への反映はかなり違います。努力がそのまま年収に結びつきやすい会社を選べるかが重要です。
だからこそ、求人票の見た目だけではなく、実際の昇給テーブルや資格評価の実態まで含めて見たいところです。
まとめ|ビルメンの年収は「会社選び」と「資格」でかなり変わる
ビルメンの年収は、たしかに最初から高いわけではありません。未経験入社時の私も、350万円程度からのスタートでした。
ただ、系列系で地道に経験を積み、ビル管や消防系資格、防火管理者などで役割を広げていくことで、13年目には600万円前後まで伸ばせました。
大切なのは、「ビルメンは安い」で終わらせず、どの会社に入り、どんな資格を積み上げるかまでセットで考えることです。
年収の伸ばし方が見えてきた方へ。
系列系での年収アップの道筋がイメージできたら、次はどの求人を選ぶと失敗しにくいかを整理する段階です。優良現場を狙いやすい転職エージェントの選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています。


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